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 でんでんむしの かなしみ

 絵/井上 ゆかり
 定価 1,300円+税

 ISBN : 4-434-06085-6
 B5/29ページ



 悲しみをのりこえて生きることをさぐる「でんでんむしのかなしみ」と、
 切れめのない命のつながりを見つめた「きょねんの木」を収録。
 南吉童話の中でも思想性の高い作品。



 新美南吉のファンでもあり、わかりやすい文章と井上ゆかり氏の絵に引かれました。
「私達は子供を馬鹿にすることは出来ない。」という解説にも感じ入りました。

 (東京都 八王子市)



作者/新美 南吉 (にいみ・なんきち)
1913年〜1943年。愛知県生まれ。雑誌『赤い鳥』に「ごん狐」を初め多くの童謡・童話を発表。
他に少年小説、民話的メルヘン等、優れた創作活動を展開したが、29歳で早逝。その業績は、『校訂・新美南吉全集』(全12巻+別館2巻・大日本図書)に収められている。

画家/井上ゆかり(いのうえ・ゆかり)
1986年、東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。卒業後を創作活動を続け、1993年には個展を
開く。出版美術関係では、『幸福の王子』『わがままな大男』(いずれも オスカー・ワイルド原作、
小野忠男・文 にっけん教育出版社)の挿絵を担当した。今回は、日本画の技法による初めての
絵本である。

編者/保坂 重政 (ほさか・しげまさ)
1936年、新潟県生まれ。『校定・新美南吉全集』(大日本図書)を初め新美南吉作品の企画・
出版に編集者として関わってきた。著書に『新美南吉を編む―二つの全集とその周辺』(アリス館)がある。


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(C) にっけん教育出版社