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 あめだま

 絵/長野 ヒデ子
 定価 1,300 円+税

 ISBN : 4-434-03031-0
 B5/29ページ



新美南吉(1913〜1943)が残した童話作品を見ていると、同時代作家の作品にくらべて、武士が登場する作品が多いように思われます。これは中学生時代からの、乱読といってよいくらいの幅広い読書体験ともかかわっていると思います。(編者あとがき)
【収録作品】 あめだま/げたにばける



 暖かい新美南吉の文と、とても大らかな長野ヒデ子先生の絵。よくマッチしていて素晴らしい
本になっています。図書館のおはなしボランティアをしているので、子ども達に読み聞かせます。
喜ぶ目の輝きが見えるようです。

 (71才女性)



作者/新美 南吉 (にいみ・なんきち)
1913年〜1943年。愛知県生まれ。雑誌『赤い鳥』に「ごん狐」を初め多くの童謡・童話を発表。他に少年小説、民話的メルヘン等、優れた創作活動を展開したが、29歳で早逝。その業績は、『校訂・新美南吉全集』(全12巻+別館2巻・大日本図書)に収められている。

画家/長野 ヒデ子 (ながの・ひでこ)
1941年、愛媛県生まれ。美しい瀬戸内海を見て育つ。創作絵本『おかあさんがおかあさんになった日』(サンケイ児童出版文化賞)『おとうさんがおとうさんになた日』『せとうちたいこさんデパートいきタイ』(日本絵本賞)(以上いずれも童心社)の他に『海をかえして』(丘修三作・童心社)『狐』(新美南吉作・偕成社)、初めてのエッセー集『ふしぎとうれしい』(石風社)などがある。

編者/保坂 重政 (ほさか・しげまさ)
1936年、新潟県生まれ。『校定・新美南吉全集』(大日本図書)を初め新美南吉作品の企画・出版に編集者として関わってきた。著書に『新美南吉を編む―二つの全集とその周辺』(アリス館)がある。


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